住宅ローンライフプランニングと教育費

      2016/08/17

住宅ローンは数十年に渡る借入のため、借入当初の資金計画だけで返済額を決めるのは充分ではありません。

そのため、住宅ローンの返済額を決める際には一度ライフプランニングについて考えておくことをお勧めします。

今回はライフプランニングの内教育費についてお伝えします。

保育園や幼稚園にかかる教育費

お子様の就学前にも保育園や幼稚園に通わせることで教育費が発生します。

保育園は収入によって費用が変わり、幼稚園では公立にするか私立にするかで費用が異なります。

保育園は年収によって費用が変わる

保育園の保育料は世帯収入が高いほど高い保険料を支払う必要があります。

例えば、年収400万円〜500万円の福岡市の保育料を確認してみると・・・

階層区分D8 
市町村民税所得割169,000円〜255,000円
→(3歳児未満)44,600円 /(3歳以上)27,600円程度

となっています。

また、2人以上同時に保育所に預けている場合は2人目は半額となり、3人以上は無料となります。

保育料は自治体によって取扱が異なりますが、概ね2万円〜3万円程と考えておくと良いでしょう。

幼稚園は私立と公立で教育費が変わる

保育園は年収によって費用が異なりますが、幼稚園は年収による変化はありません。

また、幼稚園では公立にするか私立にするかで費用が異なる点に注意が必要です。

平成26年文部科学省の学費調査によると、幼稚園の学習費総額は以下の通りです。

公立幼稚園→222,264円
私立幼稚園→498,008円

上記のように、私立幼稚園では公立幼稚園の2倍以上になります。

ただし、幼稚園は保育時間が短いため共働きの場合には注意が必要です。

 

福岡市の保育料(月額) 幼稚園の費用(年額)
収入区分 3歳未満 3歳以上 公立 私立
D7 39,300円 26,300円 年間
222,264円
年間
498,008円
D8 44,600円 28,900円
D9 53,000円 30,200円

小学校や中学校、高校にかかる教育費

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小学校は公立に通うのが一般的ですが、小学校から高校に至るまで公立にするのか私立にするのかで大きく費用が異なります。

小学校でかかる教育費

平成26年文部科学省の学習費総額によると、公立小学校にかかる費用は9万円程度、学外活動費を加えると32万円、私立小学校にかかる費用は93万円程度、学外活動費を加えると153万円にもなります。

中学校でかかる教育費

公立小学校にかかる費用は16万円程、学外活動費を加えると48万円、私立中学校にかかる費用は100万円程度、学外活動費を加えると133万円となっています。

中学校も、小学校よりは増えるものの私立小学校に通うのは全体の7%程度と少なくなっています。

高校でかかる教育費

高校でかかる費用は公立高校で24万円、学外活動費を含めると40万円となり、私立高校では74万円、学外活動費を加えると99万円となっています。

高校では私立に通う児童は全体の30%にものぼります。また、私立、公立ともに高校に通う子供には国から就学支援金が支給される他、16歳以上の子供がいる親は扶養控除を受けることができます。

公立 私立
小学校(年間)
総額 321,708円 1,535,789円
中学校(年間)
総額 481,841円 1,338,623円
高校(年間)
総額 409,979円 995,295円

大学でかかる教育費

大学では国公立を選ぶのか私立を選ぶのか、文系を選ぶのか理系を選ぶのかや、自宅通学にするか下宿するのかによって費用が変わります。

公益財団法人生命保険文化センターによると、国立大学に自宅から通う場合では4年間で538.7万円、下宿した場合には839.6万円。

私立文系で自宅から通う場合には692.3万円、下宿した場合には975.1万円。

私立理系では自宅から通う場合で822.2万円、下宿した場合には1,105万円となっています。

自宅 下宿
国立
総額(4年間) 538.7万円 839.6万円
私立文系
総額(4年間) 692.3万円 975.1万円
私立理系
総額(4年間) 822.2万円 1105万円

 


 

教育費は進学の各過程で公立を選ぶのか私立を選ぶのかによって費用が大きく変わります。

子供が数人いて負担の大きい期間が重なる場合には、それを見越した貯蓄をしたり、住宅ローンの返済額を少なくしたりといった対策をしておくことが大切です。

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