年代別住宅ローン比較「教育費のピークを迎える40代が注意すべきこと」

      2016/08/03

40代は住宅ローンを組んでよいのかどうか不安に思う年代でもあります。
40代から定年までの間は収入も増える可能性もあるものの、教育費による支出が増える時期だからです。

40代は教育資金と住宅ローン返済のバランスを上手にとることが大切だと言えるでしょう。

40代で住宅ローンを組むメリット

住宅ローンはできるだけ若い年齢で組んでしまった方が、お金の面ではメリットが大きいです。
しかし、実際の生活を考えてみると20代や30代は転勤があったり、まだライフスタイルが固まっていなかったりとなかなかお家を買う気持ちになれなかった人もいるでしょう。

また、昔であれば放っておいても不動産の価値が上昇していたので、若い内に購入したマンションを売却して、新しく一戸建てを購入するといった選択もありましたが、バブル崩壊後不動産の価値はほとんど上がらなくなってしまいました。

新築で購入したマンションの価値は下がり続け、売却したいと思っても売却資金で住宅ローンの残債を完済できないという状態に陥ってしまっている方も多いはずです。

もちろん、残債を完済できるだけの現金があれば良いのですが、住宅ローンを返済しながらその準備をするのはなかなか大変でしょう。

そう考えると、ほぼ完全にライフスタイルが固まる40代に住宅ローンを組むことにもメリットがあると言えます。

40代にもなればある程度の頭金を用意できるという点もメリットだと言えるでしょう。

40代の住宅ローンは教育資金の見極めがポイント

40代で住宅ローンを組むことになると、定年までの約20年間が返済の目標年数となります。

とはいえ、25歳で子供を産んだ人なら、43歳~47歳に子供の大学進学が重なるなど、40代は教育費がピークを迎える年代でもあります。老後に向けた貯蓄も重大なテーマでしょう。

そこで、40代で住宅ローンを組む場合は以下の点に気をつけると良いです。

住宅ローンを組む前にある程度の頭金を貯めておくこと

40代で住宅ローンを組む場合、定年までの20年程度で完済することを目標とするべきです。

教育費用もピークを迎えることから、大きな額の借入をするわけにもいきません。40代で住宅ローンを組むのであればある程度の頭金を用意しておくことが大切です。

ただ、貯めた頭金はすぐに内入れするのではなく、貯金として取っておくようにしましょう。

いつ大きな額の出費が必要となるかも分かりませんし、借入から10年間は借入額の1%が返ってくる住宅ローン控除があるからです。

返済期間はできるだけ長くすること

返済の目標は20年ですが、借入期間を20年としてしまうと月々の返済額が大きくなってしまいます。
借入期間はできるだけ長く組んでおき、教育費の負担が軽くなったころに繰上返済したり、退職金がでたときに完済したりといった方法を考えておきましょう。

 

40代で貯蓄がある程度ある人には10年固定金利がおすすめ

40代で貯蓄がある程度ある場合には、借入期間を35年の長期で借りて、金利タイプを10年固定とするのがおすすめです。
10年固定金利であれば10年間は金利の変動リスクを抑えられ、また全期間固定金利より低い金利で利用することができます。

40代で住宅ローンを組んだ方の最初の10年は子供の教育費がピークとなる時期です。住宅ローンを組む際にはできるだけ頭金を内入れせず、貯蓄として手元に残していざというときに使えるようにしておきましょう。

これは、できるだけ多い額の住宅ローン控除を受けたいという点や、万が一債務者が働けない状況になってしまった場合や死亡してしまった場合に、団体信用生命保険が適用されることでローンの残債が0になり、手元には貯金が残っているという状況を残すためにも役立ちます。

最初の10年が過ぎたら、その時の状況に応じて取っておいた貯蓄で繰上返済するなり、同じ条件で借り続けるなりの判断をすると良いでしょう。

その際には50代におすすめの住宅ローンのページも参考にしてみてください。

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