年代別住宅ローン比較「20代は将来見通しが大切」

      2016/08/03

住宅ローンにはいくつかのタイプがあり、どのタイプにもメリットデメリットがあるため全ての人におすすめの住宅ローンはありません。ただ、年代ごとに特有の事情を考えて、20代におすすめできる住宅ローンというものはご説明することができます。

20代におすすめの住宅ローンとはどのようなものでしょうか?

20代に大切な視点は将来見通し

20代から住宅ローンを組む場合に大切な視点は将来見通しです。多くの場合、20代では結婚はしていても子供はいないか、また、いたとしても子供が小さいという形が多いでしょう。また、20代はまだ給料も十分に伸びておらず、今後上昇する、と考えている方も多いものです。

このように20代は将来どう変動するのかがまだ確定しておらず、住宅ローンを組む場合には将来見通しを考えてみることが大切だと言えます。

20代は将来支出がまだ確定していない

先に挙げたように、20代はまだ子育てに入っていないか、入っていても子供が小さい場合が多いものです。実際子育てには多くの費用が必要なのですが、そうした費用を想定することなく住宅ローンを組んでしまうと後で大変な思いをする可能性があります。

家を建てるのは早ければ早い方が良い?

20代はまだ頭金が準備できないから、頭金を貯めてから家を建てたい・・・と考えている方も多いものです。しかし、頭金を蓄えている間にも家賃を支払い続ける必要がありますし、なにより住宅ローンの現在の金利は非常に安いため借入をするデメリットがあまりないのです。

例えば、頭金が0円の状態で、今3,000万円の住宅ローンを組む場合と、3年間で300万円貯めた場合とで比較してみましょう。頭金が0円の場合、3,000万円の借入で月々の支払いは8.5万円です。一方、借入期間32年で2,700万円借り入れた場合の月々の支払いは8.2万円です。お得になる金額を計算するとおよそ115万円です。

3年間の家賃を7万円程度と仮定すると、216万円なので、300万円を併せると516万円にもなります。なんと、金額として400万円も損をしていることが分かるでしょうか?

もちろん、今はまだ住む場所が決まっていないので賃貸で良いといった理由や、良い土地が見つかるまでは待ちたい、といった理由があるのであれば良いですが、「頭金を貯めてから住宅ローンを組んだ方がお得」等、お金の問題で頭金を貯めてからにしたいと考えているのであれば家を建てるのは早ければ早い方が良いということは間違いがありません。

20代はできるだけ多く借入をしたほうが良い?

20代の内はまだ蓄えもそう多くはないでしょう。また、仮に手元にいくらかの自己資金があったとしてもその自己資金は使わず、全額住宅ローンで借入したほうが良いと言えます。

何故なら、住宅ローンの金利は他の全てのローンより金利が安いからです。

例えば、300万円の蓄えのある25歳のAさんが住宅ローンを組んで3,000万円の住宅を購入する場合を考えてみましょう。300万円の自己資金を全て頭金として充てれば残りは2,700万円で、支払額は35年、金利1%で7.6万円程です。

一方、3,000万円丸々借り入れた場合は同条件で月々8.5万円程になります。

そして、住宅購入の3年後にAさんは300万円の車を買うことになりました。金利2%、7年払いで支払いは毎月3.8万円です。住宅ローンと合わせると11.4万円もの支払いとなってしまいました。7年間で支払いが済むとはいえ、この額はきついのではないでしょうか。

車の場合ぜいたく品なのでもっと安いもので済ませてしまえば良いのですが、子供の病気や結婚式など他の用事で突如資金が必要となることもあるでしょう。

これらの資金をローンで用意しようと思えば、ほとんどが住宅ローンよりも高いのです。

20代におすすめの住宅ローンは銀行の10年固定金利タイプ

以上を踏まえた上で20代におすすめの住宅ローンは銀行の10年固定金利タイプです。20代で住宅ローンを組んだ場合でも10年後には30代になり、ある程度将来支出が確定します。10年後にもう一度10年固定にしても良いですし、10年後のタイミングで金利が下がっているようであれば住宅ローンの借換えを検討しても良いでしょう。

金利タイプとしてはフラット35の全期間固定金利でも良いのですが、フラット35の9割融資の場合1割+諸費用の自己資金が必要となってしまうため、手元に資金を残したい20代にはあまりおすすめできません。

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